アナログ作業と作品テーマの話

今回なるべくアナログで仕上げたいと思って丁寧に描いてますー。
デジアナ混合で自分にとって能率のいい塩梅をずっと探してるんだけどなかなか試行錯誤です。
実際作業で時間がかかるのは作画(=描く作業)よりデザインとか構図を考える方が圧倒的なので
そっちをもう少し時短できたらいいな〜とは思うんですがなかなか…(´ω`;)
キャラだけ埋めてくだけならそんなにかからないんだけれどなあ。

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話が全然変わるんですが、唐突に妹からLINEが来てなんだろーと見たら
何の脈絡もなく「月下のコアメッセージって何?」って質問でした。
コアメッセージ…って…コアって核ってこと?
なんか作品のキャッチコピー的な、「月下で一番伝えたいことは何か」ってそういう意味みたいです。
えー(´ω`)急にどうしたの。

で、改めて言われると何だろうなぁ…とちょっと考えてました。
やっぱり一次創作で長編マンガ(壮大なファンタジー)描いてる人って
テーマとか伝えたいこととかこれっていうのがあって描いてるんでしょうか?

うーん、月下はね…月下は
確かに「こういうのが描きたい」っていうのは最初からあったけれどテーマというものは意識してなくて
どっちかというと10代だった頃の若気の至りのキャラ遊びがなんとなく膨らんで拗らせた結果ここまできちゃった感じです…。
もちろん商業作品だったらそんなのありえないし、今ならちゃんと構成とか色々考えてから描くけれど。
(逆に今はもう何も考えずに描き始めるとかできないのであれは若さだと思います…(´v`;))

まあそれで話が戻るんですが、月下って何だろうとイメージして
最初にパッと浮かんだのが「永遠」っていう単語。
うーん…(´ω`;)
ちょっと漠然としすぎててテーマっていうか…それだけじゃ伝わらないなあ。
確かに作品は私にとっての永遠(=不滅なもの)ではあるんだけれどそれはちょっと置いといて。

じゃあ月下というより自分の描きたいものって何だろうって共通するものを拾ってみたんですが
「失うことと変わっていくことにどう向き合うか」
…のような気がしました。

私の中でというか月下の主人公的な役回りはルディアで、仮にそれがテーマというなら
長命種という意味で一番わかりやすいのが彼だと思ってます。(まだ描けてないので大きなこと言えないけれど)

ただこの2年ずっとクラウが主人公の話を描いてて、特に今回総まとめの17環を執筆してて思うのは、
本質的に私が描きたいものって実は同じなんだなぁと。
私の中でルディアとクラウは全然違うと思ってたので無意識なんですがそこはブレてないんだなぁと。
読んでくださる方がどう感じるかは別の話ですが。

ともあれ、LINEでそう返信したら「壮大な哲学だね」って返ってきました。えー(´ω`)
哲学ってほどたいそうなもの(?)だと思ってないけれどね。

というわけで
月下は「失うことと変わっていくことにどう向き合うか」ってテーマです。それが永遠なんだ、多分(笑)
多分これ月下のキャラほとんど共通してる気がするんですがカミユだけね。ちょっと特別で。彼女にキーになってもらいたい。
早く続きも描きたいのでヒーヒーしながらがんばります(*´ω`*)

創作クラスタさんたちの作品テーマみたいなのがあったら知りたいのでよかったらぜひ。
長々語りました。以下日常のことを少々。

先日家族の誕生日だったのでディナーしてきたおしゃれな鉄板焼き屋さん。
シェフが職人魂あふれる方でカッコイイ生き方だなぁと思いました。
お料理も美味しかったけれどまたこのシェフの料理を食べたいなって思わせてくれるような。
自分もそんなクリエイターになりたい。

先週末お迎えした子です。可愛い(=´ω`=)
植物って与えてくれるだけの存在なんですって。だからこんなに癒されるんだなあ。